ポリオ友の会東海 ポリオ友の会東海は、愛知・岐阜・三重・静岡・北陸地区のポリオ経験者達で組織している会です。 幼くしてポリオに感染し、手足に麻痺が残り、40年50年と頑張って人生を歩んできた私達に、突然PPS(ポストポリオ症候群)と言う病魔が襲いかかり、筋力の低下や痛み痺れ等が起き始め、辛い日々を過ごしている多くの仲間達に、少しでも痛みや悩みを和らげられればと考え活動している東海地区の会です。 会の目的は 1) ポストポリオの正しい理解 2) 自分のからだ(ポリオ)の状態を正しくしること 3) 会員同士の情報交換と親睦 4) 全国ポリオ会との連携 です。 活動内容は 講演会を兼ねた総会と例会、新年会、一泊交流会、会報の発行、ポリオ検診会(BGrasプロジェクト)です。 また、会員に神経内科、内科等の医師がいて会員のための医療相談に適切に対応しています。からだ全体のこと、外出、生活すべての事について会報等で情報提供しています。 ポリオ検診会(BGrasプロジェクト)とは 2007年より藤田保健衛生大学リハビリテーション部門のご協力のもとに 検診相談会を開催しポリオやPPSに対する上手な対処法、リハビリ法を研究しています。 検診会では、ポリオ経験者の筋力,関節可動域,痛みの有無,歩行能力などを評価され、PPSの進行などが会員個別に教えてもらえます。 これらの検査結果を元に、藤田保健衛生大学リハビリテーション部門で、 専門医と理学療法士、作業療法士によるリハビリ指導(運動、装具、杖、靴等)に加えて、生活相談など個々の問題に対応してもらっています。 また、ポストポリオ症候群の発症要因や、予防、治療の方法を研究開発 をしています。 会員になると @ おおむね2年に一度、ポリオ検診会に参加することができます。により、ポストポリオの進行などが確認でき、ます。 これらの適切な医療やアドバイスにより、ポストポリオの進行を遅らせる事が期待できます。 A 会員に神経内科、内科等の医師がいて会員のための医療相談にも対応してもらえます。 B 講演会や会員同士の情報交換などにより、外出の楽しみが増えたり、ちょっとしたアイデアで自分自身の生活の質の向上がはかられます。また同じ悩みの共有などにより心理面での負担が軽くなったと感じる会員もいます。 C 障害に対する補償の面でも、会員に社会保険労務士や行政の経験者の方もみえ相談にのってもらえます。 ポリオ友の会東海では、ポリオに対する正しい知識を勉強し、身障者に対する国の政策等について検討陳情し、身障者が住みよい社会を作るために活動を続けています。 ポリオ経験者の方は一人で悩んでいないでどうか会までご相談下さい。 同じ悩みを分かち合い不安を取り払いましょう。 ポリオ友の会東海ホームページへ |