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ポリオとは、熱を伴うかぜのような症状から、足腰の痛み、そして突然現れるだらんとした手や足の麻痺(弛緩性麻痺)が現れ、生涯にわたり運動障害が残ることの多い病気です。 1960年代に日本でも大流行して、多くの方がポリオに感染されましたが、1961年にポリオ生ワクチンの一斉投与が行われるようになってから、その数は急激に少なくなり、1981年以来日本ではポリオの患者さんの発生がなくなり、国もポリオの根絶宣言をしました。 ポリオの生ワクチンは、病原性がほとんどないポリオウイルス(弱毒ウイルス)をワクチンとして飲むことによって免疫ができ、自然のポリオウイルス(野性ウイルスまたは強毒ウイルス)の侵入が防げるものです。しかし生ワクチンの欠点として、極めて稀に、ワクチンを飲んだ人に自然のポリオと同じ様な症状が現れてしまうことがあります。これがポリオワクチンによる麻痺 です。 またポリオのワクチンを飲んだ人の便からは、弱毒のワクチンウイルスが、1〜2カ月間排泄され続けますが、これがポリオの免疫のない人や免疫がつかなかった人の口から入ってしまうことがあります。 その多くは、ワクチンを飲んだことと同じで免疫がなかった人に免疫が出来てしまうことになりますが、ワクチンの場合とやはり同じで極めて稀に自然のポリオと同じ症状が現れてしまうことがあります。またワクチンを飲んだ人の便から現れる弱毒のウイルスが、遺伝子の構造上毒性が自然のポリオウイルスに近い形の変異株となっていることもあります。これらをあわせて、ポリオのワクチンを飲んだことのある人の家族などからポリオと同じ症状が現れてしまうことがあります。(日本医師会ホームページより) これが、2次感染による麻痺です。 国の公表から推測すると、1977年以降に119名の方が、ワクチンによる、ポリオで障害が残り年金を受給されたとされています。(国は正確なワクチンによるポリオ患者の数を公表していません。) 実際には、障害と予防接種との因果関係が認められなかった方、障害について予防接種との 因果関係を病院等で指摘されなかった方、予防接種時に僅かな障害があったが、残った筋肉のがんばりで健常者と変わりない生活ができている方など、もっと多くの方がワクチンよる健康被害を受けているのではと心配しています。 幼い頃にポリオに感染した方が50歳代前後から、良かった側の手足にもしびれ、痛み、筋力低下等に、異常が健常者より早く急激に現れることがあります。これがPPS(ポストポリオ症候群)です。 ワクチンでポリオになられた方にとっては、皮肉なことですが、ポリオの根絶宣言をされたことで、 「ポリオは終わった病気だ。」と考えられる医療関係者のみえます。 一部の整形外科ではPPSを理解不足の為、更なる筋力強化等のリハビリ治療を行う所もあり、症状を更に悪化させてしまいます。 国や行政なども、ポリオ・ポストポリオについて、豊富な情報やポリオ専門医のいる医療機関をもっていません。 このページは、ポリオ患者同士で自分達で知った情報を交換をして、より良く生きるための手助けになればと思っています。 管理人 竹中幸彦 |